一般社団法人 日本農業フロンティア開発機構

研究活動

2015年の当社設立以来、群馬県に試験圃場を設け、土壌と作物の含有成分の関係の研究に取り組んでいます。土壌の分析は、物理性、化学性の他、微生物叢の解析を行いデータ化するとともに、作物の含有成分については、炭水化物やビタミンなどの基本的な栄養成分の分析に加えて、メタボローム解析による微量成分の分析も行い、土壌の特性や微生物叢の状態が作物の含有成分にどのような影響を及ぼしているのかについての研究に必要なデータ収集を行っています。

01_発芽

01_発芽

02_栽培中

02_栽培中

03_収穫期

03_収穫期

メタボローム解析(イメージ)

メタボローム解析(イメージ)

研究活動 03の腸内細菌叢と健康状態(疾病)の関係に関する研究で探索した、特定の疾病と関係する可能性のある腸内細菌(「指標菌」)をコントロールする(増加または減少させる)ための食品(含有成分)の研究に取り組んでいます。

国立研究開発法人理化学研究所[辨野特別研究室]が収集した約20,000人の日本人の大便検体から抽出した腸内細菌DNAを、次世代シーケンサーを用いて解析し、日本最大級の『腸内細菌叢解析データベース』を構築しています。

この膨大なデータを独自の統計解析手法や機械学習などのアルゴリズムを用いて多角的に分析することによって、腸内細菌叢と健康状態(疾病)との関係を解明する研究に取り組んでいます。

腸内細菌DNA自動抽出装置[DEX-Ⅰ]の開発

採便キットで採取された被験者の大便検体から腸内細菌のDNAを抽出するための複雑な工程を完全自動化した装置を開発しました。この装置によって、96検体からのDNA抽出を標準化された工程で一括処理することが可能となりました。[共同開発会社:株式会社ピーエムティー]

腸内細菌叢検査・解析システムの開発

腸内細菌DNA自動抽出装置[DEX-Ⅰ]で抽出した被検者の腸内細菌DNAを、次世代シーケンサーを用いて解析することによって得られた被検者個人の腸内細菌叢データから、被検者の特定の疾病に対するリスク推定値を算出するアルゴリズム(研究活動03の腸内細菌叢と健康状態(疾病)の関係に関する研究で得られた知見にもとづき構築された『疾病リスク推定モデル』)などを搭載した検査・解析システムの研究・開発に取り組んでいます。